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辺野古移設の促進求める決議 宜野湾市議会「我慢限界」

辺野古移設の促進求める決議 宜野湾市議会「我慢限界」


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米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設促進を求める意見書に賛成し起立する宜野湾市議=2019年9月27日午前10時31分、沖縄県宜野湾市、


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住宅地に囲まれる米軍普天間飛行場=2019年9月10日午後0時35分、沖縄県宜野湾市、朝日新聞社機から撮影


米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画をめぐり、宜野湾市議会は27日、辺野古への移設促進を求める意見書を賛成多数で可決した。一方、移設先の辺野古を抱える名護市の市議会は26日、移設工事の即時中止などを求める意見書を賛成多数で可決した。

 宜野湾市議会はこれまで普天間の早期返還を求める決議や意見書を可決してきたが、移設先として辺野古を明記したのは初めて。

 提案した呉屋等市議によると、昨年12月に辺野古沿岸部への土砂投入が始まったことや、県内の他の議会でも辺野古移設促進を求める意見書が宮古島市議会などで可決されていることから、「当事者」としても意見を表明すべきだと考え、移設先を明記した。

 意見書は、普天間飛行場から発生する事件事故に悩まされてきた市民の我慢は「すでに限界」と指摘。「日米両政府において移設先が辺野古が唯一の解決先としている以上、苦渋の決断の時期と思慮せざるを得ない」としている。

 宜野湾市の宮城俊雄さん(65)は意見書に賛成。自宅のすぐそばを米軍機が飛ぶ。「危険性除去が一番。県外がいいけど無理だから、辺野古やむなし」。一方、伊佐笑子さん(72)は「普天間は無条件で返還してほしい。(移設により)自然をつぶしたらもう取り返しがつかない」と意見書に反対する。

 名護市議会が可決した意見書は、2月の県民投票で埋め立てに反対が7割を占めたのに、移設工事が強行されていることは「民主主義などの理念から看過できない重大な問題」とし、工事中止を求めている。(岡田将平)


アサデジより転写


辺野古移設、政府が工期と総工費を再試算へ 地盤対策で


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就任後初めて沖縄県を訪れた河野太郎防衛相(左)と会談する同県の玉城デニー知事(中央)。河野氏に米軍普天間飛行場の「辺野古移設」断念を求める要望書を手渡した=2019年9月29日夕、沖縄県庁

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米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画で、政府は工期と総工費について再試算する。埋め立て予定地の軟弱地盤対策で設計変更が必要になったため。試算結果を年内に公表したい考えだが、総工費は大幅に上積みされる見通しだ。

 軟弱地盤は2016年までのボーリング調査で判明したが、政府はこれまで地盤改良を織り込んだ新たな工期や総工費を示してこなかった。移設に反対する沖縄県に対して早ければ年明けに設計変更を申請する見通しになり、具体的な数字を示して批判をかわす狙いもあるとみられる。

移設計画をめぐっては、防衛省が委託した民間企業が今年1月、地盤改良工事に3年8カ月かかると試算。工期は当初の8年から延びて最低11年8カ月かかる見通しになった。総工費は14年時点で「少なくとも3500億円以上」(当時の小野寺五典防衛相)としていたが、軟弱地盤対策などが加わることになる。

 政府は今月、有識者が地盤改良工事について助言する技術検討会を初開催。11月に予定する次回会合で新たな工期を示す見通し。総工費も年内に公表する方向で作業を進めている。

 一方、沖縄県玉城デニー知事は大規模な地盤改良は技術的に困難だと主張。県の独自試算で「総工費は2兆5500億円になる」などと指摘し、設計変更が申請されても認めない姿勢を示している。こうした状況を受け、政府は申請前に県の主張より低い総工費を示すなどして、移設の正当性を訴えたい考えだ。

河野防衛相、玉城知事と会談

 河野太郎防衛相は29日、防衛相就任後初めて沖縄県を訪問し、同県の玉城デニー知事と県庁で約30分間会談した。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事を中止するよう求める玉城氏に対し、河野氏は従来の政府見解を譲らず、平行線に終わった。

 会談冒頭、玉城氏は「辺野古埋め立てに反対という県民の民意は揺るぎない。直ちに工事を中断し、県との対話に応じてほしい」と要望。これに対し、河野氏は「普天間の全面閉鎖、返還のための辺野古移設だ」と述べ、「移設を一日も早く実現しないといけない」と強調。移設を進める考えを改めて示した。

 会談後、河野氏は記者団に、辺野古の軟弱地盤改良工事について「かなり経験のある工法で対応できると聞いている。準備ができ次第、(設計変更を県に)申請したい」と語った。(山下龍一、伊藤和行)

軟弱地盤などをめぐる経緯

2014~16年   沖縄防衛局によるボーリング調査で軟弱地盤が判明。政府は明らかにせず、18年3月に県民らの情報公開請求で開示

     18年8月 軟弱地盤の発覚を理由に、沖縄県辺野古埋め立て承認を撤回

        9月 県知事選で玉城デニー氏が初当選

       12月 行政不服審査法で「撤回」の効力を停止させた政府が辺野古沿岸部で土砂投入開始

     19年2月 辺野古埋め立ての是非を問う県民投票。「反対」が7割超

        7月 参院選沖縄選挙区で辺野古移設反対の無所属新顔が初当選。移設反対の「オール沖縄」勢力は知事選、同年4月の衆院沖縄3区補選に続き3連勝

        8月 沖縄県が国を提訴。埋め立て承認撤回の取り消し裁決の取り消しを求める

年内にも       政府が工期、総工費を再試算して公表

年明けにも      軟弱地盤対策に伴う設計変更を国が県に申請

20年6月予定    沖縄県議選


コレより 10月ですよ、、、↑は 先月の貼り付けですからねぇ〜



by tomoyoshikatsu | 2019-10-02 06:00 | 政治