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震災から……23年

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05:46…… まで、「 20分 」です…………

20分ほど前に目覚めました

今日は終日

阪神淡路大震災 を 振り返るのでしょうね

【 復興 】には その時々の 社会情勢( 政治 )も 大きな影響を与える

1996年の 今日 ロス でも 地震が起きてますね

昼間の 各社の報道を載せますので( たぶん )

お見苦しくなる事を お許しください




買い物をして帰ってきました( 12:30 )

気温は低いですけど

屋根から雫となって「 流れてます 」

おかげで 歩くのにはならない 問題ありません

都合のいいことではありますが

春!まだ遠い 東北地方の 一月半ばです!!!


今夜、、、、

どこかに、、、大きな、、、おおきな

揺れが襲うかもしれませんよ

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阪神・淡路大震災が起きた当時は高校1年生で、兵庫県明石市に住んでいました。自宅の2階で寝ていたら、縦揺れとものすごい音がして、つり棚に入れていた本が降ってきて体が埋まってしまった。

 部屋に入ってきた姉に「余震に気をつけて」と言われ、地震だと分かったんです。テレビをつけると、阪神高速の高架が横倒しになっていた。よく遊びに行った三宮センター街のアーケードが落ちていた。

 再び訪れるようになったのは、街が落ち着いてから。思春期の悩みと今後の世界への不安が重なって、極力見ないようにしていました。東京の大学に行ったのも、距離をとりたかったからかもしれません。

 でも、22、23歳で書き始めた小説には毎回、地震で生き埋めになるモチーフが出てくる。どう生きていけばいいのかを考えると、必ず思い出すのが震災でした。ずっと心に引っかかっていたんでしょう。

 ログイン前の続き昨年に発表した小説「塔と重力」では、失われた可能性の象徴として、震災で生き埋めになり、亡くなった女子高校生が登場します。一緒にいて助かった主人公の男子高校生は30代後半になり、初恋の相手の死を、恋人に子どもができたことで受け入れます。

 今はインターネットが発達し、世界中の出来事を知ることができる。だけど、物理的に働きかけることはできない。見えていても手が届かない息苦しさは、生き埋めみたいで、現代人はそういった感覚を持っていると思うんです。

 ただ、思い通りにならないことに折り合いをつけないと前に進めない。だから、失われたものだけを見るのではなく、その人との間で育まれた楽しかった思い出のような、かつてあったこと、今あることに目を向けてほしいと、小説を書きました。

 震災は、バブルが弾(はじ)け、最初に割れ目が入ったころに起きた出来事で、日本社会は今や、ばらばらになったと感じる。荒野に落ちている材料を組み立て、どう新しいものを作り直すのか。そのことが問われているのではないでしょうか。(聞き手・千種辰弥)

     ◇

 1979年、兵庫県明石市生まれ。早稲田大法学部卒業。2013年にデビュー作「太陽」が第45回新潮新人賞に輝いた。15年には「私の恋人」で第28回三島由紀夫賞を受賞。現在はITベンチャー企業の役員を務めるかたわら、執筆活動に打ち込んでいる。


by tomoyoshikatsu | 2018-01-17 20:15