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心から平和を・・・・

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広島市南区の私立洋光幼稚園の園長前田瑞枝さん(80)=同区=は、2012年から園児たちに自らの被爆体験を語り始めた。「キノコ雲を見た者の責任」と話す前田さんが、若い世代に託す平和への思いとは。

     ◇

 旧広島市青崎国民学校(現・広島市立青崎小学校)の3年生だった1945年、防空頭巾をかぶって通学し、空襲警報が鳴るたびに防空壕(ごう)に避難する日々だった。食料は乏しく、サツマイモの茎まで食卓に上った。幼心に厳しい戦況を感じた。

 ログイン前の続き級友の多くは県北へ疎開し、前田さん一家も4月に親戚を頼って東広島市の西条へ。農作業の手伝いなど慣れない生活が始まったが、安心できた。しかし、ようやく新生活になじみ始めた矢先、母が体調を崩し入院。そのため、7月に姉と広島市仁保町青崎(現・広島市南区)に戻り、実家近くの祖父母宅に身を寄せた。

     ◇

 8月6日。朝食後、本を読んでいると突然、閃光(せんこう)が散った。一瞬間を置いて激しい爆発音が鳴り響いた。

 裸足で家の外に飛び出し空を見上げると、赤い雲がモクモクと膨らみ、あっという間にどす黒く変化して広がった。キノコ雲だった。不気味なほどの静寂が辺りを包んでいた。不安で立ちすくんだ。

 爆心地から4・1キロということもあり、一家にけがはなかった。西条に向かうために、おばに連れられ海田市駅まで歩いた。駅は多くの人でごった返していた。道中、何の話をしたか、何を見たかは覚えていない。だが、ぎゅうぎゅう詰めの車内で目の前に座っていた男性が上半身裸で、体が真っ黒だったことや、その男性が泣きながら生のジャガイモをかじっていたことが脳裏に焼き付いている。

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 戦後、両親が洋光幼稚園を開いた。平和に力を入れた教育方針で、6月には沖縄戦に関する絵本の読み聞かせも取り入れるなどしてきたが、前田さんは自らの被爆体験を語ることはなかった。「あまり悲惨な経験はしていない」という気持ちもあった。

 しかし、2人の若い世代の言葉がきっかけで変わった。

 「おばあちゃん、キノコ雲見たの? 百合(ゆり)も見たかったなぁ」。孫の佐々木百合さん(14)が幼稚園だった頃、キノコ雲を見たことを話して聞かせた時のことだ。前田さんは孫の無邪気な言葉にショックを受けた。「知らないとはこういうことなのか……」

 もう一つは、2012年の平和記念式典で、「こども代表」として誓いの言葉を読んだ卒園生の言葉だ。そこには、こうあった。「つらい出来事は同じように体験できないけれど、想像することで共感できます」。この言葉が「経験していない人には言っても分からない」と思っていた前田さんを動かした。「キノコ雲をこの目で見た者の責任として、きちんと次世代に伝えていかなくては」

 そう決意した前田さんは、その年から、所属する広島流川教会(広島市中区)で初めて被爆体験や戦時中の状況を話した。さらに、高校などでも語り始めた。以来、洋光幼稚園でも毎年8月6日に合わせて原爆の絵本を読み聞かせながら、園児たちに分かりやすく話している。「園長先生怖かったんだって」「熱くなかったのかな」。聞き終えた園児たちは、口々にそう話し、関心を持つという。

 園児たちには、身近な人や食べ物を大切にすることも教えている。人が傲慢(ごうまん)になることの怖さがあるからだ。「戦争をしていない状態が平和ではない。お互いを認め合い、一人ひとりが大事な存在だということを知らないと。心から平和を愛する子どもを育てたい」(池上碧)

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写真説明

今日は………【 成人の日 】でしたね・・・・

私は 出席しませんでしたけどね…………

一生に 一度の『 式典 』ですから・・・・・

後悔してます


小さな

小さな過ちでさえ

大人になって 後悔するのです…………

個人的な事でさえ!!!!!


《 人殺し 》を して 後悔しない 犯罪者は いないはず!??

しかし!

そちらへ導こうとする

おかしなやから、、、

居るのが、、、おかしな事である

所為人の やる事???


by tomoyoshikatsu | 2018-01-15 07:39 | 被爆者関係の…