戦争を・・・・たべたくない & 不都合な真実??!

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淡い青空がきれいである。空気がさわやかである。街路樹が黄色に、赤に、変わった。そんな11月の日曜日、東京・神楽坂は歩行者天国になって、「神楽坂まち舞台 大江戸めぐり」という催しが行われた。近在に住むわたし、うきうきとでかけた。

 坂の上の銀行の前あたりで、大道芸をやっている。若い手品師が手で白い風船をあやつっていたら、いつのまにかタマゴに変わった。そんなばかな、しかし、割ったらキミがでてきた。確かにハサミで幾重にも切ったはずの紙がちちんぷいぷい、再びつながって1枚の紙に戻る。手品はタネがあるのはわかってはいるけど、フシギだな。

 神楽坂のまんなかへん、毘沙門さまの境内では、薩摩琵琶をあやつる女の人が平家物語をうなった。祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり…。いったい何百年うたいつがれてきたのかな。さて次の出し物は何かな、女二人、ひとりは三味線、もうひとりはのどを震わせて義太夫を聞かせてくれた。明智光秀の謀反の物語である。

 ログイン前の続き坂の下では男女3人が平安の装束で雅楽を演じている。いいなあ、そのあと、浪曲も聞いた。江戸時代あたりからの街のなりわいなのだろうか、平和なときも戦争のときもあっただろうけれども、それはそれ、人々は年に何回か、こんなふうに昔ながらの伝統芸能の催しを楽しみながら、憂世をやりすごしていたのではなかったか。

 わたしの古い知人の詩人Aさんから、ファクスが送られてきた。なになに、おう、久しぶりだな、彼の肉筆の字体で一編の詩が書きしるされている。タイトルは「戦争をたべる」、なんだか物騒だな。

 ☆横田基地の第一声では

 ☆「日本は決定的に重要な同盟国だ」と

 ☆米軍兵士と自衛隊員に演説し

 Aさんの詩の最初の3行である。

 ウーム、11月5日に来日したアメリカのトランプ大統領のことだな。Aさんは、政治批評や社会批評の詩をものする。

 彼にしてみれば、アメリカの大統領が初来日するのに、なんで米軍基地に降り立つのか、疑問だったのだろう。なんで、日本国の玄関である羽田の国際空港から入ってこないのだろう。羽田だったら、わあ、トランプさんだと、一般の日本人が手を振って出迎えたかもしれないのに。

 で、彼の詩にあるように、日本の地を踏んだトランプ氏を最初に迎えたのは、計2千人の米軍兵士と自衛隊員である。基地内でトランプ氏は彼らを前に演説、米軍と自衛隊の協力をたたえ、北朝鮮のことを「暴君」の支配する国は「貧困、苦痛、隷属が続く」と断じた。

 トランプさん、初来日でしょ、それならば、羽田から入国して、もっとふつうの日本国民に向けて「こんにちは、よろしく」という第一声を届けるべきでしょ。日本は平和の国なんだから、最初からそんなけんか腰みたいな発言はうれしくありません。

 さて、来日した外国首脳は、東京都心のホテルで一休みして、さっそく日本の首相と会談するのが普通だと思うのだが、トランプさんは、いきなり埼玉県のゴルフ場まで車を飛ばし、そこで安倍さんと出会って2時間のゴルフに興じたのである。Aさんの詩の次のくだりはこんなふうである。

 ☆霞ケ関カンツリー倶楽部では

 ☆「日米同盟をより偉大に」と

 ☆金色で刺繡(ししゅう)された白いゴルフ帽をかぶり

 ☆アメリカ肉のハンバーガーをたべる

 ☆シンゾーとたべる

 安倍さんは、トランプさんとゴルフをしながら「いろんな難しい話題も時々織り交ぜながら、ゆっくりと突っ込んだ話ができた」などと語っている。それはつまりゴルフで遊びながら、北朝鮮やら貿易やらの話をしたというのかい。米政府はそんなふうに説明もしている。やめてくださいよ、われわれだって、仕事は仕事、まずそれをこなしたあとで、さあ、くつろごうと飲んだり遊んだりするのじゃないか。今後、日米関係がこじれたとき、トランプさんから「シンゾー、あのゴルフのときにキミはこう言ったじゃないか」などと言われないとも限らない。外交交渉はきちんと記録を残すのが通例だが、ゴルフ場での会話には、それがない。朝日新聞の記事の見出しは「ゴルフ外交 蜜月アピール」となっていたが、そういうことでいいのかどうか。そしてその夜は、銀座の鉄板焼き屋で、それぞれ夫人を伴って夕食会をともにした。

異様なやりとり

 安倍さんとトランプさんの正規の首脳会談は、翌6日昼、ワーキングランチと合わせて1時間45分行われたそうである。その後、北朝鮮による拉致被害者の家族ら17人と面会した。なぜか非公開だった。読売新聞掲載の面会写真には、内閣広報室提供とある。そのあと、安倍首相トランプ大統領の共同記者会見が行われた。Aさんの詩はこう続く。

 ☆共同記者会見では

 ☆「日本は膨大な兵器を追加で買うべきだ」と

 ☆死のセールスマンに変身し

 ふたりの首脳会談のテーマのなかで、北朝鮮問題、経済貿易問題などは、すでに議論されてきた内容に沿ったものであって、さほどの驚きはない。しかし、Aさんの詩が触れている防衛装備品についての両首脳のやりとりには、かなり驚いた。

 安倍さんは、「アジア太平洋地域の安全保障環境が厳しくなる中、日本の防衛力を質的量的に拡充していかなければならない」と述べ、「イージス艦の質・量を拡充していくため、米国からさらに購入していく」と具体的に言及した。さらに「ミサイル防衛システムの協力」にも触れ、この分野でも米国からの兵器購入があると予想される。日本の首相がこんなにあけすけに兵器購入の話をしてアメリカを喜ばせたことがあっただろうか。なんだか異様な感じがする。

 これに対しトランプ氏は得たりや応ということか、「非常に重要なのは、日本が膨大な兵器を追加で買うことだ。われわれは世界最高の兵器をつくっている」と述べ、F35戦闘機や多様なミサイルを挙げている。そして「米国に雇用、日本に安全をもたらす」と語ったとのことだ。これまた、あけすけなこと、安倍さんに劣らない。ほとんど武器商人といった趣である。Aさんは「死のセールスマン」と詩的に表現するが。

 これもまた、北朝鮮の「暴君」への対策ということになるのかどうか。Aさんの詩の結びは、次のごとくである。

 ☆最後の晩餐(ばんさん)会では

 ☆松茸(まつたけ)の茶碗(わん)蒸しと佐賀牛をたべる

 ☆シンゾーとたべる

 ☆戦争をたべる

 6日の夜、迎賓館で開かれた安倍首相夫妻主催の夕食会は、トランプ夫妻をはじめ、日本側の財界人、ゴルファー、女優、マスコミ人ら計76人が列席した。そこで安倍首相はトランプ氏とのゴルフについて「スコア以外はすべて発表させていただいた。日米同盟の絆の強さを世界に発信できた」と述べて、会場をわかせたという。

 Aさんの詩の最後の1行、「戦争をたべる」という言い方は、胸に刺さる。

 なるほど、北朝鮮の独裁者があらたに核ミサイルを手にするのは、まことに危険であって心配なこと限りない。だが、アメリカのトランプ大統領こそ、世界で最大の核戦力を保有し、それが有無をいわせない国際権力の源泉になっている。日本は、北朝鮮の核ミサイル保有に強く反対するのもさることながら、アメリカの核ミサイルも含めて、世界全体からの「核廃絶」の目標を失ってはなるまい。アメリカの核抑止力に依存することに、ただ甘んじていてはなるまい。世界の歴史で、実際に核被爆した悲痛な体験を持っているのは日本だけなのだから。

 トランプ大統領は、横田基地に降り立って米軍と自衛隊員を励まし、最後は日本に「兵器をもっと買え」と言い置いて、次の訪問先の韓国、そして中国、ベトナム歴訪に向かった。あたかも北朝鮮をぐるりと取り巻いて包囲網をつくるがごとくに。

 「戦争をたべる」のAさん、おなじみ浅尾忠男さん、1932年生まれである。

 わたしは、神楽坂で、大道芸人の語りや薩摩琵琶の強い音色を聞きながら、こんな平和が続けばいいなと思った。行きかう人々は、みんなそう思っているだろう。わたしはともあれ無事に「戦後」の日々を生きてきて、あらためて「戦争をたべたくない」と思った。(早野透=元朝日新聞コラムニスト・桜美林大学名誉教授)


アサデジより 転写


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president は 此の先【 強行・強固・強硬 】に 総理を手名付けるだろう・・・・

手揉みの!諂い親父は、、、、、

『 民主党 』議員達よりも 簡単に手名付ける!!?!?

貿易は??? どへんで 妥協するのか???

対・北への「 制裁 」は、、、、、、

( 石破・二階 は “ 注意 ” しているようだが??? )

今年も…… 5週間で過ぎ行くんですけどね
年明け早々……… 悲惨な結果を 招かない事を願いましょうね



不都合な真実

「 國民 」に、、、、secret

たとえ、「 党員 」で、、、、もねッ!!!

ゴアさんとは、、、、無関係ですね、、、、?!?!?!







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by tomoyoshikatsu | 2017-11-21 15:15 | 政治 | Trackback | Comments(0)