モリトモ カケイ アキエ

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 「一番のがんは学芸員」。文化財観光の振興をめぐってこう発言した山本幸三・地方創生相が17日、発言を撤回して謝罪した。各地の学芸員らからは反発の声が上がる。安倍政権で相次ぐ「問題発言」に、事実確認を軽んじる風潮があるのではとの指摘も出ている。

 山本氏は安倍晋三首相の経済政策アベノミクス」の旗を振り、規制改革担当相も務める。16日に大津市内で開かれた会合で、文化財の観光振興をめぐって「一番のがんは学芸員。普通の観光マインドが全くない。この連中を一掃しないと」と発言。17日、記者団に「(発言は)適切でなかったと思う。撤回し、おわびしたい」と語った。辞任は否定した。

 政府は、昨年6月に閣議決定した「日本再興戦略2016」などで、博物館などを拠点に観光や国際交流を促進し、地方創生につなげるとうたう。首相官邸幹部によると、山本氏の発言の背景には、美術館の開館時間を延長して外国人旅行客ら来場者の増加につなげたいとの思いがある。山本氏は17日、「(東京)五輪後、文化が主要な観光資源となる。観光マインドを持った形で対応してもらえれば、という趣旨で発言した」と釈明した。

 ただ学芸員は博物館法に定められた専門的職員で、資料の収集、保管、展示や調査研究などが職務だ。山本氏の発言は短絡的とも言えるだけに、菅義偉官房長官が17日朝、山本氏を注意。菅氏はその後の記者会見で「閣僚としての責任をもって発言してほしい」と苦言を呈した。

 共産党の小池晃書記局長は17日の会見で「学芸員を観光のためのガイドのような位置づけにして邪魔だから一掃とは、安倍政権の本音が出た」と批判。民進党山尾志桜里氏も同日の衆院決算行政監視委員会で「学芸員、そして、がんと闘っている患者やご家族に対して、あまりに無礼だ」と追及した。だが同委員会で安倍晋三首相は「大臣が謝罪し、撤回したと聞いている」とだけ答えた。

■「長靴」「本人の責任」…相次ぐ「問題発言」

 安倍政権では、当事者の立場や思いを軽視するような「問題発言」が閣僚らから相次いでいる。

 務台俊介・内閣府政務官兼復興政務官(当時)は3月、昨年の被災地視察で長靴を持参せず政府職員におんぶされて水たまりを渡った問題に関連して「長靴業界は、だいぶもうかった」と発言。辞任に追い込まれた。

 今村雅弘復興相は今月4日の会見で、東京電力福島第一原発事故の自主避難者が故郷に戻っていないことを「本人の責任」と発言し、その後撤回。鶴保庸介・沖縄北方担当相は政府と沖縄県の訴訟について「早く片付けてほしい」と述べるなど、再三県側の反発を招いている。

 ただ、こうした発言について政権側は菅官房長官の注意などで幕引きを図り、閣僚の辞任は回避してきた。民進党野田佳彦幹事長は17日の会見で「大臣としての資質に関わるような発言が続出しているが、(安倍政権は)ただ守ろうとする姿勢ばかりが目立つ。異様な、異常な発言が続くのは、政権として緩みがあると言わざるを得ない」と批判した。(南日慶子)

■学芸員「公開拒否は誤解」

 山本氏は16日、世界遺産二条城京都市中京区)について「お花を生けることもお茶をたてることもできないというのが当然のようになっていまして。昨年から花を生けることができるようになった」と語った。

 二条城では、庭園・清流園などを年末年始に公開し、春と秋は市民を招いて茶会も開催。昨年10月のイベントでは、二の丸御殿(国宝)大広間で能が舞われ、黒書院では生け花が披露された。今年10月には明治維新ゆかりの自治体の首長を招いて「サミット」も検討中だ。

 二条城を管理する京都市元離宮二条城事務所の北村信幸所長は「発言の詳細や趣旨を把握していないのでコメントしかねる」と困惑した様子で「大事な文化財をしっかり保存し、次の世代につなげるのが大前提。そのうえで公開・活用とのバランスをとりながら可能な活用をしていくのが我々のスタンスだ」と話す。

 約500人の学芸員や研究者でつくる「全日本博物館学会」の布谷知夫会長(68)は「学芸員の仕事を根本的に何も知らないと感じた」と憤る。学芸員を約40年間務め、いかに多くの利用者に楽しんでもらえるかを考えてきた。館長だった三重県総合博物館では来館者を増やそうと企画を練った。「どの学芸員も自分のおもしろいと思ったものを楽しんでもらいたいと考える。(文化財の)劣化にも配慮するが、どう公開するかを考えるのが中心。学芸員が公開を拒むというのは誤解で、本当に残念だ」

 昨年度、「恐竜博」などの企画展が人気で来館者が50万人を超えた北九州市立いのちのたび博物館の学芸員、松井和幸歴史課長は「好きな研究ばかりしている学芸員をイメージしての発言だろうが、今はどの施設も集客のためにいろんなことに取り組んでいる。やりたいことがあっても、なかなか予算が回ってこないのが実情」と言う。

 「二条城のような歴史的文化財の場合は、本物だからこそ多くの人が見に来る。制限なく見せてしまうと、文化財そのものが傷んで価値が下がる。観光にとってもマイナスではないか」と指摘する。

 日本博物館協会(東京都)の半田昌之専務理事は「学芸員にとって観光利用は最近の重要なミッションだ」としつつ「文化財を後世に残すという責務もある。目玉があるから際限なく全部出せば良いというわけではなく、照明や湿度の変化で劣化してしまう資料のメンテナンスも考えなければいけない。財源やマンパワーが厳しいなか、知恵を絞る学芸員の仕事をもっと理解してもらえるよう努めていきたい」と話す。(佐藤秀男、高浜行人、仲村和代

■下がらぬ支持率、国民容認の空気

《川上和久・国際医療福祉大教授(政治心理学)の話》 山本氏の発言は学芸員全体の現状やデータを踏まえず、一部に対して抱いた印象に過ぎない。大臣として言葉の重みに自覚が足りず、撤回は当然だ。トランプ米大統領が事実を重視しない発言で他国などを攻撃しているが、日本の政治家も同様に確認が不十分なまま決めつけたり、原発事故の自主避難者らを非難したりして、目標を達成しようとしているように見える。ネット上も含め、容認する空気があり、事実、閣僚の失言後も支持率は大きく下がらない。政治家はこうした空気を感じ取っているのではないか。今後「プチトランプ」が増える懸念がある。



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私たちは……… 「 國民 」から 選ばれた〈 代表者 〉なんですよ!

「 positiontalk 」? の 何処に 問題があるんですか? あなた達も 放送で!紙面で!、、、、アレも position talk!でしょう!

何から何まで、「 國 」が 見る事もないのです!選択肢を選んだら、、、其の先は【 自己責任 】じゃないんですか?

《 長靴 》あんな物 持ち歩けるわけ 無いでしょう、議員や閣僚の 為に 用意して置くことが “ 被災地 ” の 首長 の 役割なんですよ!!!

athlete !talent!の 一言で 「 潤う 」の で有れば
我々の 一言で 潤わすことも! 潰す事も!出来るんですからね、、、、、

その様な事も 踏まえて 答弁しましょうよ、、、



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by tomoyoshikatsu | 2017-04-19 03:37 | 政治 | Trackback | Comments(0)